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ESD研究と肥満

肥満防止 これまでの研究発表

農業・食品産業技術総合研究機構

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(2003年発表)
大豆イソフラボンのダイゼインは肥満防止や血中脂質低下の作用が強い。
 
肥満や血中脂質上昇のモデル動物である卵巣摘除ラットに大豆イソフラボンのダイゼイン、ゲニステインを投与すると体重、血中脂質の上昇が抑えられる。この作用はゲニステインよりダイゼインで強く認められる。(ダイゼインはESDにも含有)

最新の研究

京都大学、奈良県立医科大学研究グループ

京都大学 木村郁夫 薬学研究科助教、井上大輔 同研究科大学院生、小澤健太郎 奈良県立医科大学准教授らの研究グループは、井上啓 金沢大学教授、今村武史 滋賀医科大学准教授らとの共同研究により、腸内細菌が産生する栄養(酢酸等の短鎖脂肪酸)を認識する脂肪酸受容体GPR43が脂肪の蓄積を抑制し、肥満を防ぐ機能を有することを明らかにしました。
このことは腸内細菌や、短鎖脂肪酸の一種である酢酸が食事性の肥満防止に有効である可能性、さらにはこの短鎖脂肪酸受容体GPR43を標的とした肥満、糖尿病等の生活習慣病予防・治療薬への応用が期待されます。本研究成果は、英科学誌「Nature Communications」電子版に2013年5月7日(英国時間)付けにて公開された。

ワシントン大学 ゴードン教授の研究チーム 

腸内フローラの乱れが肥満体質の原因になる。
「やせる! 若返る! 病気を防ぐ! 腸内フローラ10の真実より」NHKスペシャル取材班 (著)  引用
 
2013年9月世界的な科学誌『サイエンス』にという衝撃的な研究が掲載されました。この研究の以前にも「肥満の人と痩せている人では、腸内フローラに違いがある」という事実が数多く報告されていました。
 
でも、「違いがある」ことがわかっただけで、その違いが肥満の「原因」なのか、それとも、肥満した「結果」としてそうなっただけなのかはわかりませんでしたところが、今回の研究では、腸内フローラが肥満の「原因」になることを科学的に証明したというのです。論文を発表したワシントン大学教授のジェフリー・ゴードンさんは、腸内細菌研究で世界のトップを走る科学者です。
 
ゴードン教授の研究チームが取り組んだのは、「肥満の人」と「やせている人」の腸内フローラをそれぞれ無菌マウスに移植することでした。そしてこのふたつのグループにおよそ1ヶ月間、同じエサと運動量で育て変化をみてみると、やせフローラをもらったマウスは特に変化はなかったがが、肥満フローラをもらったマススは脂肪が増え、太ってしまったとのこと。
 
「便をもらう人を変えて、何度も実験を繰り返しても結果は同じで、肥満の人の腸内フローラをもらったマウスは、同じ量のエサを食べているにも関わらず、太ってしまう」
 
コードン教授の研究チームの分析でわかったことを端的に言うと、「肥満させる細菌がいるわけではない。肥満を防ぐ細菌がいないのだ」となります。「やせる! 若返る! 病気を防ぐ! 腸内フローラ10の真実より」NHKスペシャル取材班 (著)  引用
 
凄い研究成果です。肥満フローラでは、主にバクテロイデスというグループに属する数種類の菌の数が、極端に少ないということがわかりました。そして、これらの細菌を外部から与えてやると、「肥満体質」が治ることも確認できました。肥満を防ぐ腸内フローラの仕事のメカニズムを、いま世界中の科学者たちが競って研究しています。
 
東京農工大学特任教授の木村邦夫先生は、腸内細菌が作る「短鎖脂肪酸」という物質に注目しました。じつは、この短鎖脂肪酸は、“天然のやせ薬”とも言うべきパワーを持ち、肥満をコントロールしていることがわかってきました。前述したバクテロイデスは食物繊維などをエサにして短鎖脂肪酸を産出しています。

最新の研究で分かってきたこと。ダイエットのキーワードは短鎖脂肪酸

“天然のやせ薬” 短鎖脂肪酸

“天然のやせ薬” 短鎖脂肪酸

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